全国100km徒歩の旅 推進委員会(ZEN100)指導者研修を振り返って「その②」(全3部)
お元気さまです。全稿同様、「みっちぇる」でございます。
前稿に引き続き「ZEN100研修会」についてお届けしたいと思います。(前稿はそもそも「ZEN100研修会」についてだったと言えるのだろうか…)
このたびの「ZEN100研修会」の目的は、「主催者」を「指導者」として研修することにあります。
「100km徒歩の旅」というのは、「やりたい人はどうぞやってください」という事業ではないのです。こどもの命を預かる危険な事業ですし、関わる学生にとっても単なるサークルのようなものにせず、歴とした「研修事業」にしなければなりません。もちろん、ZEN100が掲げます〈ひとづくり・まちづくり〉を達成すべく、地域コミュニティーの活性化や家庭教育の再興も100kmを指揮する社会人には期待されるわけですから。
それが出来る「指導者輩出」のためですので、
【100km徒歩の旅を主催していくにあたり大切なこと】
【学生やこどもを導いていくためにはどうするか】
といったポイントにアクセントをおいて、梶原会長は、講義、指揮をしてくださいました。
初日は13時~20時まで。翌日は8時半~15時まで。合計休憩をはさみながらの、なんとなんとの≪14時間≫研修!!
自分のお仕事やご家庭を持ちながら、週末にこうして研修にもやってくる社会人のみなさんには、本当に頭が上がりません。多くの人の支え、そして地下室の努力があって、この大きな事業が成立していることを実感させられます。感謝一念。
そして、これから、そのような立場として携わっていこうとする私たちに決意のほどを確かめて来られるような迫力を感じます。…負けないけどね!!笑
さて、研修にて実施されたことを列挙いたしますと、以下のようなものになります。
- 梶原会長からのあいさつ
- 自己紹介・他己紹介
- 手押し相撲大会
- 指導者として大切なこと
- 福岡会議「100kmと私」
- 職人と旅人
- 仕事への取り組み方
- 綱領について
- レポート批評
- ダンス「恋するフォーチュンクッキー」
- ジェスチャーゲーム
- コーチングセミナー
さまざまな地域から人が集まっているので、「ディスカッション」を中心に、意見交換をしながら、新しい「気づき」を得ることに焦点が置かれていたように感じます。
「一生懸命学ぼう!」、「一緒に高め合っていこう!」、そして「地域のみんなに学びを還元しよう!」という前向きな姿勢の人たちが集まった空間は、ポジティブな空気で満たされていきます。
どのような話し合いにも、節々に学ぶべき事柄があり、気づかされる連続です。それをきっかけに自己の今までを振り返り反省したり、これからどう進めていこうかという抱負を抱くことが出来たり、それをアウトプットすることで、フィードバックをいただきアイデアを磨いていくことが出来たりしていきます。人を磨くのは、やはり人なのですね。
まさに、『学び合う組織』がそこには生まれていて、梶原会長が、各団長たちに目指すよう講義していらっしゃった、組織が目指すべき「ラーニング・オーガニゼーション」が出来上がっていたように振り返れば感じられます。
写真がないのは、本当に残念かつ、申し訳ありませんが、非常に活気あふれる研修会でした。このような会を主催してくださった、梶原会長をはじめとする「推進委員会」のみなさま、そして各地域の団長や社会人のみなさま、また、同じく新社会人となる地域のOBOGのみなさま本当にありがとうございました! 心より感謝申し上げます。
そして、この学びを自分一人のものにするのではなく、常総のスタッフのみんなに伝えてこそ「指導者」の第一歩。しっかりと、自覚をもって頑張っていきたいと思います。
(※今後学生の研修に今回の研修内容を応用する予定のため、詳細な研修内容報告は割愛させていただきます。ご了承ください。)
みっちぇる