全国100km徒歩の旅 推進委員会(ZEN100)指導者研修を振り返って「その③」(全3部)

 

O-GENKI-SAMAデース! MICHEALデス!!
(こんなにふざけて後でお叱りが来ないだろうか…)
前稿、前々稿をもちまして、「ZEN100研修会」の〈報告〉は終了いたしました。

 

ですが、そこから私が「感じたこと」、これから実践しきたい「学び」はほとんど書けていません。それは、残念でなりません。
ぜひブログをご覧の100kmファンの保護者の方、参加者のこどもたち、そして現役のスタッフさん、OBOGさん、そのほか他の団体や通りすがりのみなさんにも、何か私の目線で感じたことをお伝えできればいいなと思います。拙い作文ではありますが、どうぞ読んでいただければ…

毎度、梶原会長からこのような研修でお話を聞く際に感じることですが…本当に『覚悟』のほどを問われていると感じます。

 

〈100km徒歩の旅〉という事業は、本当に素晴らしい事業です。
〈こども・若者・ご家庭・地域の方々〉を巻き込んで、本気で「ひとを、まちを」想う事業だと5年間のスタッフ生活をして予感から確信へと変化しています。

 

参加される中には、「夏の行事」として100kmが大きく存在しているご家庭もあるでしょう。

「いつかスタッフになって帰ってきたい!」と願っている参加したこどもたちもいるでしょう。

 

だからこそ、絶やしてはいけないし、壮大な夢を追いかけ続けなければならないと思います。

しかしながら、非常に危険な事業であり、脆い事業でもあります。

厳しい環境にこどもを置くことは、同時に一歩間違えば大惨事に陥り事業断念になる可能性をはらんでいますし、学生募集が上手く進まなければ、それもまた事業断念の一因になります。つまり、ひとつの失敗が、こどもたちや地域の可能性を失わせてしまいかねないのです。家庭から100kmを奪い、こどもたちの願いを奪う、その責任はあまりにも大きい。教育事業は、「笑顔」や「夢」を与えなければなりません。それは本当に難しいことです。

 

社会人となりその責任を追えるだけの『覚悟』があるのか…。

 

それを常に問われているように思います。
っと、ちょっとシンミリ、空気が重たくなりましたが…!

 

正直、僕にその責任を負うだけの『覚悟』があるのか!? と聴かれれば、「わからへん!」と答えます。たぶん、即答します。
しかし、この事業が大好きで、関わる人が大好きです。

それをずっと継続できるか!? と、聴かれれば「あたりまえやん!」と答えます。間違いなく、即答します。
今の私にはそれが誠意で、精一杯ですかね。

 

これから新社会人になって、さまざまな場面で、責任を負わなければならなくなってくると思います。そんなときでも、「自分の心に聴いてみる」ことは大事になってくると感じています。

「負わされる」のではなく、「負う」意識。

 

受動的に世界をとらえるのではなく、能動的に世界をとらえていく。

好きだから、頑張る! というシンプルな構造こそ、一番必死になれる関係性なのではないでしょうか。

今回ZEN100研修会で出会った、たくさんのカッコいい社会人さん方は、一様にこの責任を楽しんでいたように感じました。

親の想い、こどもの願い。それらを感じて、重く感じているようでは、二流ですよね。

一流のオトナは、その想いも願いも一身に受けて、楽しんでいます。

 

私の中にいる「リトル坂田」は、そんな背中に憧れ、そして、対抗心むき出しに咆哮しています。( 「リトル坂田」は「虎」なのか!?笑 )

 

身の程知らずの自尊心が、彼を掻き立てています。そして、それが、きっと私を突き動かし、さらなる高みに導いてくれると信じています。

 

私の、そして、指導者の、学生の成長は、事業の成長。
これからも、「常総100km徒歩の旅」は、それぞれの歩幅で、進歩を続けていきます!
もちろん、その様子は、こちらのブログで!!

 

これからも、「100km徒歩の旅」をよろしくお願いいたします。

3部に渡り、「ZEN100研修会」をお伝えいたしました。
長い長いブログを読んでいただき、ありがとうございました。
常総100km徒歩の旅 学生アドバイザー

 

 

明治大学大学院 文学研究科 2年 坂田 雄太郎(みっちぇる)

 

【告知】
〈次回の説明会〉
2/16(日)@中央学院大学 11:00~12:00
〈次回のスタッフ会議〉
2/16(日)@中央学院大学 13:00~17:00(説明会後!!)