こんにちは!総務情報室団長補佐のかつやです。
今日は先日行われた報告会について書きたいと思います。
さて、先日9月7日に常総100km徒歩の旅2008 事業報告会が執り行われました。
当日は多くの参加者、保護者の方にご来場頂き、最高の報告会だったと思います。関係者のみなさま本当にありがとうございました。
次第はてんちゃんの開会宣言から始まり、団長挨拶、会長挨拶、ご来賓の方々の挨拶の後にスタッフ全員から一言。
そして、総務情報室としては緊迫のDVD上映です。
スタッフの言葉から多く出た「DVDを楽しみにしてきました。」とのお言葉。
本当に直前まで作業をしていたためうまくいくか非常に心配だったのですが、問題なく上映することができました。
総務としては会心の出来だったのですが、いかがでしたでしょうか?
特にゴールシーンからのエンディングへの流れは完璧だったと思います。さすがにわっち、プロだ!
僕が印象に残ったのは、保護者の方々からの「来年も必ず参加させます!」よりも、「学生スタッフが成長していくのを感じることができた」、「兄弟をスタッフとして参加させたい」というお言葉でした。
本事業の最大の目的は「子どもたちの」生きる力を育むことです。学生スタッフの生きる力を育むことではありません。
本年度のこの事業、学生スタッフという部分がかなり押し出されていた気がします。学生が運営しています、すごいでしょう!というような。そして、学生スタッフ全員が100%本来の目的に向かって意思統一されていたかというと、残念ながらそうではないかもしれません。
100km徒歩の旅の本来の姿としては、スタッフは子ども達に生きる力を育むきっかけとなるよう、背中を見せられるような姿でなければならないと思います。
振り返ってみると最初の研修会、説明会など失敗続きで、不安要素を多く持ったまま本番当日を迎えてしまい、保護者の方々、社会人スタッフの方々には心配、ご迷惑をおかけしてばっかりだったと思います。
それでも、これまでの経験を通して子どもたちだけでなく、スタッフ一人一人が大きく成長できたと思います。子どもの成長、そしてスタッフの成長、両方に重きを置いた事業であってもいいのではないか、と僕は報告会を終えた今、個人的にはそう感じています。
報告会で岡野さんが野望を語っていました。
・この事業、ずっと続けていけるわけではない。なぜなら時代に合わなくなるから。でも、この事業は今の時代に求められている。
・100km徒歩の旅がもっともっと多くの地域で開催されれば、地域が良くなり、そして日本が良くなる。社会が良くなる。地域から日本を良くしていける。
常総100km徒歩の旅の目的の1つに、「若い世代のリーダーシップを育成し、社会学習の一助とする」とあります。
「子どもが好き」、「新しいことをしたい」、「ボランティアに興味がある」、「視野を広げたい」、、様々な思いを持った学生がいろいろな場所から集まり、一緒に事業を創っていく。そんな学生達が今度は自分たちの地域を良くする。地域の将来を担う子どもたちの育成とともに、地域の将来を担う学生の育成、という部分も目的として良いのではないでしょうか。
僕は2月からこの事業に参加し、総務関係の仕事をするようになってからは毎日100kmのことを考えて行動してきました。しかし、来年僕が参加するにしろしないにしろ、100km徒歩の旅が自分の中で中心であってはいけないと強く思います。あくまで100kmは手段、方法です。
徒歩の旅を通して様々な経験をして、その経験が今後の自分の人生における夢や目標を定めたり、それらに向かっていくきっかけやエネルギーにしなければいけないと思います。
僕はこの事業を通して世代を超えた様々な人々に出会い、刺激を受け、かけがえのない経験をさせていただきました。
その中で夢や目標を持った、輝いているたくさんの「かっこいい」人たちを見て、僕もそんな人間になるためにこれから日々努力し、成長していかなければならないな、と感じました。
えらそうな文章を長々と書いてしまいましたが、全部読んでくださってありがとうございました。


準備風景:会場はこんな感じでした
会場
受付で笑顔のようこさん↓
受付のようこさん
スタッフからの言葉
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